2018年1月のDeaf Rainbow交流会

2018.1.19 交流会の報告です。


参加者は8人。過去最多でした!


今回も最初に自己紹介をして、新しい方もいたので、当団体のルールの説明もしました。(プライバシーを守る。全員が発言できるよう配慮するなど)


恒例のテーマトークをしました。各自が話したいことを紙に書いて箱にいれ、それをひいて話すという形です。


テーマ① 女子的生活について話そう

「女子的生活」とは、NHKで放送しているトランスジェンダーを主人公にしたドラマです。参加者の中には字幕をつけて見ている人も多く、「内容がおもしろい」「よく調べてドラマを作っているよう。あまり違和感がない」という感想がありました。

トークの中では温泉の話も出ました。

トランスジェンダー専用の温泉がほしい。男湯、女湯、FtM湯、MtF湯があったらいいなという話でした。

女子的生活はもう少しで放送終了しますが、他にも「弟の夫」というゲイをテーマにしたドラマが3月に放送されるそうです。楽しみにしています。


テーマ② ろうセクマイは、悩みがある時、誰と相談しますか?誰と相談してきましたか?

セクマイ・・・セクシャル・マイノリティ(性的少数者)の略です。

このテーマについてはそれぞれ違った意見が出て盛り上がりました。一部を紹介します。

  • 若い時は誰にも相談できなかった。今はあまり相談する必要を感じないのでしない。
  • 同じセクシュアリティの友人に相談する。いくら仲がよくてもセクマイとして悩みはストレートの人には話しづらい。
  • 近くに同じろうセクマイの友人がいないので、ストレートの人に相談する。若い人はスマホ、メール、ビデオ通信などで気軽にできると思うけど、自分は会って話す方があっている。文章ではすれ違いが起こりやすいし、ビデオ通信では画面が小さく目がつかれる。でもストレートの人にしゃべっているとき、なかなか気持ちが通じないこともある。

テーマ③ 恋人を探す時、相手はストレートか、自分と同じセクマイかどちらを探すのか(トランスジェンダーからの質問)


これもそれぞれ違った意見が出ました。

誰がセクマイで誰がそうじゃないか日常生活で判断することは難しく、出会いの場に行って相手を見つけるという人もいれば、日常で自然と恋愛するのを待つという人も。一部を紹介します。
  • 同じ方が理解があると思う。でも若い時はストレートを好きになったこともある。
  • 恋愛は突然おこるものだし、相手がストレートかどうかはあまり考えない。でも日常的に会う人はセクマイじゃない人の方が多いと思う。

今回は参加人数が多く、いろんな意見が出て、あっという間の1時間半でした。

次回は2月16日(金)19:30〜21:00です。


Deaf Rainbow

Deaf(ろう者/聴覚障害者)LGBT当事者交流の場です。 兵庫県姫路市を中心に活動しています。